【デッキ紹介】現世の盗賊


こんにちは、カイムです。
今回の記事で5回目の投稿となります。

前回の記事はこちら。

caim.hatenablog.com


今回紹介するデッキを作るきっかけとなったカードはこちらです。

相手のデッキから好きなモンスターを奪えるカード。と言うと聞こえは良いですが、高めのライフコスト、条件は宣言したモンスターが相手のデッキにある場合、サーチか特殊召喚を選ぶのは相手と、使いどころの難しいカードです。

一番考えるべきは相手のデッキ内のモンスターを言い当てる方法です。
ニューロンやXで相手のデッキレシピを確認したりデッキバウンスするのもありですが、それならコントロール奪取で良いのが微妙だと思って一度諦めた後、このカードを見つけた事でデッキを作る事にしました。

相手のデッキを見る事ができます(罠カードを除外できれば)。単体でバック除去として強いのも良く、自分の罠を除外してもOKです。

あとはサーチか特殊召喚を相手が選ぶ点についてですが、Wikiに書いてある《ライオウ》でサーチ不可にして特殊召喚を選ばせる使い方があります。この手の制約を持った他のカードを調べたところ、以下のカードが見つかりました。

《雪の天気模様》でサーチ不可、《虹の天気模様》でリクルート不可を掛ける事ができます。《撲滅の使徒》で相手のデッキを見て、特殊召喚したいかサーチしたいかを天気2種で使い分ける事ができます。
基本的には特殊召喚した方が良いだろうと思い、《雪の天気模様》をメインに使う事にしました。

デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2024.01 リミットレギュレーション

www.db.yugioh-card.com

コンセプト

ランク3Xを主体に戦いますが、《天声の服従》を意識した後述の3点をコンセプトにしてデッキを組み始めました。

《天声の服従》はそもそも相手のデッキから奪って強いモンスターがいないと弱いのでリソース回復要素を入れた上で1枚、《撲滅の使徒》は単体で使えるので2枚にしました。また《撲滅の使徒》で相手のデッキを見れなかった場合は《宿神像ケルドウ》《星鍵士リイヴ》のデッキバウンスにより《天声の服従》が腐らないようケアしています。

ライフ回復

《天声の服従》の高めのライフコストを確保します。採用している回復カードは上の3枚で、《アマゾネス拝謁の間》がメインです。

《アマゾネス拝謁の間》は場に残せればかなりの回復量が見込めます。回復効果は自分が相手フィールドに特殊召喚しても良く、《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》《幽世離レ》により自分ターンにもトリガーにします。

《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》を壁にして直接攻撃されないようにして《アマゾネス拝謁の間》で回復したライフを温存します。墓地へ送られたら天気や《魔界発現世行きデスガイド》をデッキに戻します。

《セベクの魔導士》は《永の王 オルムガンド》等の高攻撃力モンスターで大量回復します。ライフに余裕ができたらバーン効果を使い、相手ターンも《アマゾネス拝謁の間》でトリガーしていきます。

リロード系での手札補充

《雪の天気模様》でサーチした天気をリロードし《天声の服従》《撲滅の使徒》を揃える為にドロー加速しつつ、サーチ制限で《天声の服従》をサポートします。

通常魔法2枚をサーチで揃えるのは手間がかかる為、大量ドローで引き込んだ方が楽なのと、《雪の天気模様》でのサーチを繰り返し行う上で天気を多めに入れたくないという思いがあります。《永の王 オルムガンド》はリロードカードではないですが、《補強要員》の除外デメリットを回避するサポート役となります。

相手のカードを奪う

このデッキを組むきっかけの《天声の服従》をはじめとした、相手のカードを奪うカード達です。相手のモンスターをフィールドに出したり、手札に加えたり、X素材にしたり、色々なアプローチで奪います。

《永の王 オルムガンド》は《アマゾネスの鎖使い》で奪う為に相手にカードを引かせる役割もあり、《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》を相手ターンにトリガーしたりもします。

《アマゾネスの鎖使い》は自爆特攻だとライフがキツイですが《アマゾネス拝謁の間》で何とかします。相手から奪ったカードが要らない場合は、上述のリロードギミックで戻したり《エッジインプ・シザー》のコストにしてドローロックします。デッキに戻した後《天声の服従》で宣言したりもできます。

《無限起動要塞メガトンゲイル》は相手のカードを奪いつつ、破壊された《永の王 オルムガンド》を蘇生するのが主な目的です。

デッキの動き

初動

《アマゾネス王女》を使う為、後攻で動きます。
《アマゾネス王女》の特殊召喚効果から《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》を立てます。自爆特攻になる状況なら《アマゾネスの里》をサーチすれば問題なく、最後に《アマゾネス霊術師》の蘇生もでき、そうでないなら《アマゾネス拝謁の間》をサーチします。
ランク3Xを立てられれば良く、《魔界発現世行きデスガイド》も初動です。

画像の初動は《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》で相手モンスターをX素材化する事が前提ですが、それが出来なかった場合は《スプライト・スプリンド》をL召喚できない代わりに、《百鬼羅刹 神速ブーン》と《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》で相手ターンに妨害する盤面になります。基本的には、早く《アマゾネス霊術師》に触れたい事から画像の動きをします。

2ターン目

《星鍵士リイヴ》で《星遺物を継ぐもの》を持ってきて、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》で落とした《雷天気ターメル》を蘇生、《百鬼羅刹大集会》をコストに《雪の天気模様》を持ってくる事で天気ギミックに触れます。
《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で相手ターンに《補強要員》を落としてセットします。相手の攻めが強い場合は代わりに《彼岸の悪鬼 ファーファレル》を落として凌ぎます。

カード紹介

アマゾネス

アマゾネスの役割は初動、中盤のランク3X素材、相手のカードを奪える《アマゾネスの鎖使い》を使いたい、《アマゾネス拝謁の間》によるライフ回復です。

基本的なアマゾネスのギミックは以下の通りです。


《アマゾネスの鎖使い》の特殊召喚方法として使用する《アマゾネスの急襲》には特殊召喚効果が2つあり、フィールドで発動する効果と被破壊時効果です。
《アマゾネス霊術師》で《アマゾネス拝謁の間》をバウンスし、その発動時効果で《アマゾネスの鎖使い》を回収して手札から特殊召喚するか、《幻影騎士団ブレイクソード》で破壊して特殊召喚効果をトリガーした後、《アマゾネスの銀剣使い》で回収します。

このデッキのライフ回復要素の要である《アマゾネス拝謁の間》はアマゾネステーマ内でサーチが容易で、《アマゾネスの銀剣使い》と《アマゾネス拝謁の間》が相互に回収できる事から片方が破壊されても立て直しが効き、《アマゾネス霊術師》で戻して繰り返しアマゾネスを回収できるのも便利です。

天気

前述の通りですが、《天声の服従》のサポートとして《雪の天気模様》でサーチ制限を掛けるのが主な採用理由です。
天気の採用枚数は少ないですが、リロードカードや《エッジインプ・シザー》のコスト、《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》で戻したりする事で《雪の天気模様》のサーチ先を絶やさないようにします。

《曇天気スレット》は《アマゾネス王女》《幻影騎士団ブレイクソード》やL召喚で貼り直し効果をトリガーし、《雪の天気模様》が破壊された場合のケアをします。

このデッキは他にも永続カードを多用する為、《雪の天気模様》のみ使用を考えています。《虹の天気模様》は場合によっては使う可能性もありますが、基本的には相手の罠が無い場合に《撲滅の使徒》で除外する用です。

ゴブリンライダー


序盤は初動、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》X召喚、《雷天気ターメル》のコスト確保に使用し、その後は《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》のX素材を使ってゴブリンライダー2種を墓地から特殊召喚して展開します。

その他

《剣の王 フローディ》

・《星遺物の胎導》で特殊召喚して《永の王 オルムガンド》のX召喚に使用
・繰り返し蘇生できる《アマゾネス霊術師》や《彼岸の旅人 ダンテ》をコストに破壊効果を使用し、ドローしたら《アマゾネスの鎖使い》で奪う

《宿神像ケルドウ》

・《虚空海竜リヴァイエール》《一撃必殺!居合いドロー》と共に無限リソース
・相手の墓地のモンスターを戻す事で《天声の服従》のサポート
・相手の墓地の《Vivid Tail》等の墓地から自身をセットできる罠を対象にし、効果を使って貰えたら《撲滅の使徒》の的にする

《アンクリボー

・アマゾネス・天気で魔法罠ゾーンを圧迫する事から、相手ターンに手札から使えるレベル1モンスター(《幽世離レ》用)として採用
・《剣の王 フローディ》を蘇生して相手バトルフェイズ中に盤面対処、《アマゾネス王女》を蘇生してサーチ効果使用がメイン
・一応、コンセプトの通り相手のモンスターを奪えるカード

《ブーギートラップ》

・《現世離レ》等を即撃ちしたいのと、セットできなかった《補強要員》を使う為に採用
・《アマゾネスの鎖使い》で奪った要らないモンスターや《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》をコストにする

《烏合無象》

・《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》と言ったらこのカード
・《魔界発現世行きデスガイド》⇒《彼岸の悪鬼 ファーファレル》⇒《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》で《RR-ライジング・リベリオン・ファルコン》を一時除外

《現世離レ》

・《撲滅の使徒》で相手のデッキを見る為には、相手のセットに罠があり且つチェーン発動されない必要がある為、墓地に罠があればセットさせる

《強制転移》、《時の機械-タイム・マシーン》

・送り付けた《アマゾネスの鎖使い》を2回戦闘破壊して相手の手札を2枚奪う
・低攻撃力を送り付け、高攻撃力を並べてサンドバックにして勝ちにいく
・送り付けたモンスターが利用される問題は、永続系は《幻影騎士団ブレイクソード》、バックは《撲滅の使徒》、墓地は《宿神像ケルドウ》である程度はケアできる
・《時の機械-タイム・マシーン》は《アマゾネスの急襲》により自爆特攻で2体除外したりする

あとがき

正直《天声の服従》より、その枠にパワーカードを入れた方が良いですが、相手のデッキから思わぬモンスターを特殊召喚できる楽しさがあり、これはこれでありかなと思います。《撲滅の使徒》でデュエル中にデッキ鑑賞会出来るのも良いですね。
いつか《光の創造神 ホルアクティ》を使ってる人とデュエルしたいです。

本当はデッキ名にグールズって付けたかったのですが、原作から名前を使うのは気が引けてしまってやめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【デッキ紹介】バイスマスターに跪け


こんにちは、カイムです。
今回の記事で4回目の投稿となります。

前回の記事はこちら。

caim.hatenablog.com


今回紹介するデッキの主役はこちら。

特定の効果の発動をトリガーに3つの効果を1度ずつ使える欲張りカード。効果の発動に直接チェーンする必要があるのが一筋縄では行かないところ。と言ってもチェーンによる妨害をされるかは相手のデッキ次第ですし、相手のカードもトリガーにできる為、深く考えなくても良いのかもしれません。

このカードのデッキを組むにあたって、以下の3点を考えました。
①使い減りしない永続系の魔法をトリガーにする
②相手ターンにも全ての効果を使いたい
③そもそもチェーンでの妨害をさせない

①については②にも繋がるカードとして、相手ターンにも発動できる永続魔法の以下2枚を選びました。

《溟界の大蛟》は自分メインフェイズでは①②効果で2回で相手ターンも1回、《つまずき》なら1枚で3回トリガーするのも容易です。

③についてはこのカード

『●1体以上』の効果により、あまり高くない《ウィッチクラフトバイスマスター》の攻撃力を上げて戦闘に強くし、『●2体以上』の効果により、自分の魔法にチェーンさせなくして確実に《ウィッチクラフトバイスマスター》をトリガーできるようにします。
また《つまずき》が強制効果の為、チェーン不可効果により相手は召喚・特殊召喚時に誘発する任意効果を発動できなくなります。出したモンスターだけでなく、各種召喚素材になった時の効果等も潰せます。
《つまずき》に破壊耐性が付くのも強いです。

デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2023.10 リミットレギュレーション

www.db.yugioh-card.com

コンセプト

以下の3点でのコントロールを目指します。
①《つまずき》による攻撃抑制
 ⇒《EMスカイ・マジシャン》でバウンスし自分は影響を受けないようにする
②《黒魔導強化》を相手ターンに発動し召喚・特殊召喚時の任意効果を発動不可
 ⇒《フラワーダイノ》+《魂のしもべ》による《黒魔導強化》使い回し
③《ウィッチクラフトバイスマスター》での除去
 ⇒上記①の影響を受けないLモンスター、②の影響を受けない起動効果持ち等を対処

デッキの動き

初動

要約すると、《キングレムリン》から溟界、《ウィッチクラフトバイスマスター》融合準備、《つまずき》にアクセスする為の《天獄の王》をサーチします。《天獄の王》の効果はこのターンには使いません。
最後に《イリュージョン・オブ・カオス》でデッキトップを固定してしまいますが、そこは目を瞑ります。

《キングレムリン》は《スクラップ・ラプター》か《溟界の滓-ヌル》でX召喚します。《溟界の滓-ナイア》素引きでもOK。初動札であり《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガーに使える《化石調査》《グラウンド・ゼノ》は、中盤にも引きたいカードの為、3積みしています。

尚、このデッキは後攻を取るつもりです。

2ターン目

《イリュージョン・オブ・カオス》の効果2回分+《ウィッチクラフト・シュミッタ》で《ウィッチクラフトバイスマスター》を融合召喚し、《天獄の王》から《つまずき》にアクセスする事でコンセプトに繋げます。

《マジシャンズ・ロッド》の墓地効果用に《ウィッチクラフトバイスマスター》でウィッチクラフトリクルートしておきます。

3ターン目

《EMスカイ・マジシャン》により、《天獄の王》でセットした《つまずき》の除外デメリット回避、《つまずき》が自分への枷にならないように相手ターン中にバウンスします。
《マジシャンズ・ロッド》で《黒魔導強化》をサーチし、次の相手ターンに発動してコンセプトの動きをします。

カード紹介

ウィッチクラフト


ウィッチクラフトバイスマスター》がこのデッキの主役であり、役割は上述の通りです。
ウィッチクラフト・エーデル》で《EMスカイ・マジシャン》を蘇生して《つまずき》をバウンスします。
ウィッチクラフトサボタージュ》で《ウィッチクラフトバイスマスター》を再出力できるのが強いです。
ウィッチクラフト・パトローナス》のサーチ先は2枚しか入れてませんが、《イリュージョン・オブ・カオス》等で戻して繰り返し使用し、《ウィッチクラフトバイスマスター》のリクルート先を確保します。魔法を除外する手段がある為、墓地効果も使えます。

ブラックマジシャン関連


このデッキにおけるブラックマジシャン関連の役割は、
・《ウィッチクラフトバイスマスター》融合召喚
・《黒魔導強化》による《ウィッチクラフトバイスマスター》補助
・《つまずき》+《黒魔導強化》
・《つまずき》バウンス用の《EMスカイ・マジシャン》にアクセス
・《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガー
・《フラワーダイノ》用に墓地の魔法除外

《黒魔導強化》は《魂のしもべ》を《フラワーダイノ》でデッキに戻し《マジシャンズ・ロッド》で再サーチして使い回します。
《マジシャンズ・ロッド》の墓地効果は、コストを《ウィッチクラフトバイスマスター》で用意し《つまずき》でトリガーします。
《マジシャン・オブ・カオス》は《ウィッチクラフトバイスマスター》と似た条件と除去効果を持っていますが、このデッキでは《黒魔導強化》用に墓地に送ります。《ドリル・ウォリアー》で回収し、《ウィッチクラフト・エーデル》⇒《ブラック・マジシャン・ガール》、《魂のしもべ》⇒《黒魔術の秘儀》で儀式召喚を狙ったりもします。

溟界


・初動
・《溟界の大蛟》を《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガーに使用
・《ウィッチクラフトバイスマスター》の除去効果により自分ターンに《溟界の大蛟》の爬虫類を落とす効果をトリガーし易い
・手札の《フラワーダイノ》等の墓地へ送りたいカードを切る手段
・春化精のコスト確保
・中盤以降は基本的に《マジシャンズ・ロッド》に召喚権を使う為、手札から出したいモンスターを《溟界神-ネフェルアビス》で出す
・《溟界の漠-フロギ》で蘇生させたモンスターを《転晶のコーディネラル》で奪う

《溟界の黄昏-カース》で特殊召喚して除外された溟界は、《黎溟界闢》を《フラワーダイノ》で使い回す事で《溟界の大蛟》の落とす先を尽きないようにします。

その他

《犀子の王様》


・《ウィッチクラフトバイスマスター》《つまずき》等でチェーンを組み易い(《サプライズ・チェーン》も同様の理由で採用)
・初手に《ウィッチクラフト・シュミッタ》があった場合の《ルイ・キューピット》のサーチ先
・《ナーガ》でのリクルート候補

真面目な中に《Couple of Aces》含め、サイコロとコイントスのお遊び要素を入れられたの好みです。普通に1枚破壊でも強いですね。

《トランスフォーム・スフィア》


・《溟界の漠-フロギ》《つまずき》で装備対象を用意
・春化精や一部溟界の特殊召喚制限によりエンドフェイズ時効果で特殊召喚させず装備したままにする
・《ナーガ》でのリクルート候補

コンボ意識しなくてもL素材等にすれば良いですし結構強いですよね。

《ドリル・ウォリアー》


・《フラワーダイノ》か春化精を使い回す為に採用
・回収した春化精で《ドリル・シンクロン》を蘇生し、《つまずき》で守備表示になったモンスターに貫通ダメージ

《PSYフレームロード・Ω》


・相手の手札から魔法罠を除外できたら《フラワーダイノ》でデッキ戻し
・チェーン数稼ぎ
・《ウィッチクラフトバイスマスター》除外ケア
・《ウィッチクラフト・パトローナス》用に墓地効果でウィッチクラフト魔法をデッキ戻し

《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》


・《ヴィシャス・クロー》にアクセスする手段
・手札に戻した《ヴィシャス・クロー》を溟界等で切った後、春化精で蘇生した自身の効果で装備して②効果を使えるようにする事も可能

装備魔法は1枚しか入れていませんが、デッキ枚数をこれ以上増やしたくなくて妥協しました。

《閃術兵器-S.P.E.C.T.R.A.》


・チェーンによる《ウィッチクラフトバイスマスター》効果発動妨害を躊躇わせる
・《つまずき》により、召喚・特殊召喚時任意効果を無効にできる状況を作れる
・《つまずき》下で《Couple of Aces》で裏が出た場合、または相手の墓地に特殊召喚時強制効果持ちがいれば《溟界の漠-フロギ》で特殊召喚させて能動的に②効果を発動
・除外した魔法は《フラワーダイノ》で回収

①効果みたいな、妨害というよりは妨害を対策できるような効果好きです。

《シャッフル・リボーン》


・《ナーガ》
・《ウィッチクラフト・パトローナス》用にウィッチクラフト魔法をデッキ戻し
・《フラワーダイノ》用に自身の効果で除外できる魔法枠

《ヴィシャス・クロー》


・毎ターン手札に戻る魔法として《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガーに使用
・《溟界の漠-フロギ》で装備モンスターと同じ攻撃力のモンスターを用意できれば耐性+厄介なモンスター除去、または高攻撃力を用意して耐性を《Ai打ち》に利用
・闇属性トークンの為、《守護神官マハード》で攻撃する
・《転晶のコーディネラル》で送り付けた、自己再生した《溟界の滓-ヌル》に装備してトークンを特殊召喚不可にしつつサンドバックに(《溟界の滓-ヌル》の制限は送り付けても自分に掛かる)

《肆世壊=ライフォビア》


・《ヘルホーンドザウルス》を《融合呪印生物-地》+《グラウンド・ゼノ》で融合召喚してアクセス
・溟界が守備表示で展開し易く、《溟界の漠-フロギ》《つまずき》等で守備表示を用意できる
・毎ターン発動できる魔法として《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガーに
・《つまずき》を超えてきたLモンスターの攻撃力を下げて戦闘に弱くする

あとがき

《つまずき》の枠はデッキ調整していく中でかなり悩み、《つまずき》⇒《ブラック・ガーデン》⇒《召喚の呪詛》⇒《つまずき》という変遷になりました。
《召喚の呪詛》が、星8溟界で相手に与えてしまうアドを潰せたり《ヴィシャス・クロー》をトリガーに手札除外できたり、他にもこのデッキに合っている要素はあったのですが、肌に合わなかった為、最終的に《つまずき》にしました。単純に《召喚の呪詛》だと相手の行動抑制になるから《ウィッチクラフトバイスマスター》のトリガーとして合ってないですしね。
上記3枚は相手からしたらどれが一番嫌なんだろう?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【デッキ紹介】迷宮で散る泡沫


こんにちは、カイムです。
前回の投稿から2か月程度経ったところで3つ目の記事投稿ですが、個人的には良いペースかなと思っています。

前回の記事はこちら。

caim.hatenablog.com

 

早速ですが、今回紹介するデッキのきっかけとなったカードを紹介します。


お互いの手札・フィールドのカードを5枚にしてリソース勝負に持ち込めます。
墓地起動をメインにしているデッキにはリソース回復されそうですが、永続系をメインにしているデッキにはかなり刺さります。
ただこのカードは自身を墓地へ送れない為、自分の残せるカードが実質4枚となってしまう欠点を持っています。
であれば別のカードにより退かす事でケアしようと考えました。


《バブル・クラッシュ》にチェーンして《永の王 オルムガンド》を発動し、《バブル・クラッシュ》を素材化する事で自分が残せるカードをちゃんと5枚に出来ます。
また、効果で相手にドローさせても、結局《バブル・クラッシュ》で減らせる為、あまり気になりません。

《バブル・クラッシュ》が目的ではなく、それをきっかけにコントロールする事をコンセプトにしたデッキに仕上げました。


デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2023.10 リミットレギュレーション

 

コンセプト

《バブル・クラッシュ》でカードを減らした後、リカバリーしつつ追い討ちをかけてコントロールします。
リカバリー要素のメインとなるのはラビュリンス、相手にはドロー操作、ハンデス、墓地メタでアプローチします。
各要素の詳細は後述。

デッキの動き

初動


要約すると、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》から《白銀の城の竜飾灯》、《幻爪の王ガゼル》に触れる初動です。
《No-P.U.N.K.セアミン》から《彼岸の黒天使 ケルビーニ》、《ギガンティック・スプライト》まで行く事で《メルフィー・キャシィ》特殊召喚、《白銀の城の竜飾灯》で《ビッグウェルカム・ラビュリンス》をセットします。

2ターン目

《幻爪の王ガゼル》で《合成獣融合》をサーチして《幻獣魔王バフォメット》経由の《ガーディアン・キマイラ》を融合召喚します。《白銀の城の竜飾灯》で《ビッグウェルカム・ラビュリンス》を前の相手ターン含め2枚持って来れる為、《ラビュリンス・セッティング》の弾は準備できています。

3ターン目

《ラビュリンス・セッティング》と《ビッグウェルカム・ラビュリンス》で《永の王 オルムガンド》と《バブル・クラッシュ》を揃え、冒頭に書いた動きをします。《ラビュリンス・セッティング》の発動と《ビッグウェルカム・ラビュリンス》のセットは前の相手ターン中に行っておきます。
《白銀の迷宮城》で《魔轟神アンドレイス》を蘇生しアド差をつけます。
《バブル・クラッシュ》を早めに発動しても大して効かない可能性がある為、自分のターンで数えて3ターン目位が丁度良いと考えています。

リカバリー要素

墓地で発動する効果や永続系の効果により、《バブル・クラッシュ》で減ったカードを増やしていきます。

墓地起動系

《白銀の城の竜飾灯》

 

《白銀の城の竜飾灯》を起点としたラビュリンスで《バブル・クラッシュ》に触れつつリソース回復の体制を作ります。
《バブル・クラッシュ》後は《ビッグウェルカム・ラビュリンス》からの《白銀の城の召使い アリアーヌ》でアドを稼いだり、打点要員の《白銀の城の魔神像》を出します。
墓地からセットした《ウェルカム・ラビュリンス》は《永の王 オルムガンド》の素材にも。

尚、《バブル・クラッシュ》の墓地送りは効果扱いではない為、単体ではラビュリンスは誘発しません。このデッキには入っていませんが《トラップトラック》を挟めば問題ないですね。

《ゼラの天使》+《執愛のウヴァループ》


《白銀の城の召使い アリアーヌ》で《執愛のウヴァループ》をリクルートし、《ゼラの天使》をS召喚しておきます。

合成獣融合》


毎ターン回収できる魔法で、《白銀の城の竜飾灯》《魔轟神アンドレイス》《オールド・マインド》で捨てる用です。

盤面起動系

《白銀の迷宮城》


《バブル・クラッシュ》発動時、《白銀の迷宮城》があれば悪魔族を蘇生してカード枚数が1枚増えます。
蘇生候補は、レベル8以上悪魔族である《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》、《カードスキャナー》と相性の良い《悪魔嬢ロリス》、後述のハンデス要素である《魔轟神アンドレイス》です。

《カードスキャナー》


《悪魔嬢ロリス》、《聖邪のステンドグラス》で自分のデッキボトムを確定しておき発動します。
1枚採用でサーチ手段もありませんが、このデッキは動かすとデッキ枚数が1桁になりやすい為、各種ドローソースで引き込みます。

相手へのアプローチ

バブルクラッシュで相手のカードを減らした後は以下でコントロールします。

ドロー操作

《エレキック・ファイター》+《カードスキャナー》


《カードスキャナー》はそのまま使うと相手に手札補充をさせてしまう可能性がありますが、デッキボトム操作と合わせて使用する事で相手のドロー操作になります。
《エレキック・ファイター》で相手の墓地の要らなそうなカードをデッキボトムに戻し、それとは別の種類を《カードスキャナー》で宣言する事でデッキトップに置きます。

《森羅の守神 アルセイ》


《エッジインプ・シザー》でデッキトップに置いたカードを①の効果で墓地へ送り②の効果を発動します。
デッキボトムに置いた後《カードスキャナー》でデッキトップに置くか、強いカードだったらデッキボトムのままにします。
《森羅の守神 アルセイ》はP.U.N.Kで以下のようにX召喚し、ついでに《エレキック・ファイター》をサーチできます。

ハンデス

《魔轟神アンドレイス》


《白銀の迷宮城》で使い回し、減った手札を更に減らすか、こちらに手札補充させるかを迫ります。

《BK チート・コミッショナー》、《オールド・マインド》


減った手札にハンデスで追い打ちを掛けます。
《オールド・マインド》は同じ種類のカードを手札に持っている必要がありますが、《執愛のウヴァループ》《合成獣融合》の回収効果と採用枚数の多い罠で問題ありません。モンスターを抜けたら《魔轟神アンドレイス》で蘇生します。

《BK チート・コミッショナー》は《オールド・マインド》を渡しておく事で相手が魔法を持っていなかった場合の保険を掛けておきます。
強い永続魔法があったら《ビッグウェルカム・ラビュリンス》等でバウンス後に奪う事も出来ます。
初動で使用するレベル3モンスターと蘇生カードを駆使して2体X召喚し、効果により《BK チート・コミッショナー》は攻撃されなくなります。
攻撃力0ですが、効果発動後に除去罠で戦闘巻き戻しする事でケアします。

《聖邪のステンドグラス》


手札補充と自分のデッキボトム固定、ハンデスでアド差を広げます。発動条件は《ゼラの天使》とラビュリンス等で満たします。

墓地メタ

《エレキック・ファイター》

《カードスキャナー》との組み合わせについては前述の通りですが、単体で墓地メタなのは言わずもがな。

《熾天の騎士ガイアプロミネンス》


《バブル・クラッシュ》でカードを減らしても墓地アドで動かれる為、①の効果で妨害します。②の効果は《幻日灯火》を蘇生し、ドロー効果で除外した悪魔族は《幻獣魔王バフォメット》で特殊召喚。または《スプライト・スプリンド》を蘇生し、蘇生罠でバウンス効果を誘発します。

 

その他

《白銀の城の魔神像》+《敵襲警報-イエローアラート-》


《敵襲警報-イエローアラート-》で悪魔族を特殊召喚し、《白銀の迷宮城》または《白銀の城の魔神像》自身の効果で特殊召喚する事で攻撃ロックします。
または《BK チート・コミッショナー》がいる時に《敵襲警報-イエローアラート-》で《白銀の城の魔神像》を特殊召喚する事で、高打点に強制攻撃させます。

《聖なるバリア -ミラーフォース-》


《白銀の城の魔神像》等で見せておき、《BK チート・コミッショナー》の攻撃強制含め展開を躊躇わせます。


《デモンズ・ゴーレム》


ラビュリンスのトリガー、《バブル・クラッシュ》発動時に一時除外で損失ケア。
《BK チート・コミッショナー》で奪った《クリムゾン・ヘルガイア》で使い回します(たられば)。

《デストラクト・ポーション


ラビュリンスのトリガー、P.U.N.Kのライフコストケア。《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》自身の効果で高打点にして大量回復。

あとがき

デッキ紹介記事をほぼ書き終わったところで、ゴブリンライダーの情報が公開されたのですが、ランク6Xモンスターの《百鬼羅刹の大饕獣》が《永の王 オルムガンド》と同じ運用ができ、元々ランク9よりランク6が良かった為、構築が少し変わる可能性があります。
《おねだりゴブリン》はコンセプトを利用できる悪魔族、《ゴブリンのやりくり上手》は《バブル・クラッシュ》とコンボでき《カードスキャナー》と相性が良かったり。

自分はサイクルギミックが好きでコントロール系のデッキは組まないのですが、別のデッキを組む時に調べて見つかった《バブル・クラッシュ》を見て、使いたいと思い考えてみました。
コントロール系のデッキは上手いプレイングあってこそだと思っているので、プレイングがド下手な自分には合っていないと思っていたり。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

【デッキ紹介】フューリーストライカー


こんにちは、カイムです。

前回の記事が初投稿ですが、三日坊主にならないように何とか早め?に2つ目のデッキ紹介記事を書きました。
前回の記事を読んでいただいた方、ありがとうございました。
分かり易い・読み易いブログになっているかは、苦手で不安なのでアドバイス貰えると嬉しいです。

caim.hatenablog.com


自分はニコニコ動画で、名前を言ってはいけないあの某シミュレーターを使用した動画を投稿しているのですが、今回紹介するデッキは、以前動画で紹介したデッキの為、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
見返したら2020年12月の投稿動画でした。



では早速ですが、今回のデッキを作るきっかけとなったカードを紹介します。

※名前が長い為、以下《羅生悶》と記載。

派手な効果を持っていますが、普通に使うと効果発動が自分エンドフェイズの為、特殊召喚した《混沌幻魔アーミタイル》が相手ターンに処理される可能性があり、《失楽園》を入れて三幻魔に寄せるなら《次元融合》で《混沌幻魔アーミタイル》を直接出せたりと、使いどころが限られるカードのように思います。

そこで、《羅生悶》を相手エンドフェイズに発動する事で、《混沌幻魔アーミタイル》でそのまま勝てるようにしたいと考えました。
単純に考えれば、相手ターン中に《スウィッチヒーロー》等で送り付けですが、条件が難しい為、別の方法を考えていたところ、一時的にコントロール奪取したモンスターを一時的に除外すると、除外から戻って来た時にそのまま相手に戻ってしまう裁定を思い出し、以下のコンボを思い付きました。

※念の為、以下のコンボが出来る事は事務局に確認しております。

①《羅生悶》効果で相手に送り付け
②《閃刀姫-ジー》をL召喚し、《羅生悶》対象にL召喚時効果発動
③ ②にチェーンして《羅生悶》対象に《閃刀機-ウィドウアンカー》発動
④逆順処理で《羅生悶》をコントロール奪取後、相手エンドフェイズまで除外
⑤相手エンドフェイズ時、《羅生悶》が自分フィールドに戻った後、《閃刀機-ウィドウアンカー》の効果が切れている為、相手フィールドに移る
⑥《羅生悶》の効果発動

 


羅生悶》に閃刀カード2枚を組み合わせる事で、相手エンドフェイズに《羅生悶》起動を行う事ができ、これによって返しのターンに、がら空きのところに直接攻撃できるようになります。
上記コンボを狙いつつも、それ以外でも戦えるようなデッキに仕上げました。

 

 

デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2023.07 リミットレギュレーション

コンセプト

このデッキのコンセプトをおおまかに言うと、
①閃刀魔法による手札補充
②《古神ハストール》によるコントロール奪取
となります。この2つのどちらの動きにも繋がる《溟界の大蛟》を使用していきます。

閃刀姫


羅生悶》のコンボにも使用する閃刀カードを出張させました。このデッキでは、閃刀カードのドローソースである《閃刀起動-エンゲージ》、《閃刀機構-ハーキュリーベース》を《閃刀姫-カガリ》で回収し、ドローでデッキを回していくのがメインの運用になります。大型Lモンスターで閃刀魔法の発動条件を満たし、手札を稼いでいきます。
慈愛の賢者-シエラ》の②の効果で《閃刀機構-ハーキュリーベース》を回収しつつ攻撃対象を準備したり、《閃刀姫-ロゼ》でランク4X素材確保をします。

このデッキのドローソースは閃刀魔法の他にも入っており、各種罠カードを引き込むのが狙いです。閃刀魔法の発動条件補助にもなる《トラップトラック》が主に引きたいカードです。

古神ハストール


閃刀姫-ジー》とコンボできる事から《古神ハストール》を採用しました。
閃刀魔法用に大型Lモンスターで場を減らしてしまう都合上、相手モンスターをコントロール奪取で処理しつつ戦力にできるのは相性が良いです。
閃刀姫-ジー》以外のカードとのコンボもあり、起動方法は大きく分けて3つになります。

閃刀姫-ジー》、《ヴァレルガード・ドラゴン


閃刀姫モンスター+《古神ハストール》で《閃刀姫-ジー》をL召喚し、相手モンスターに装備した《古神ハストール》を《閃刀姫-ジー》の②の効果で墓地へ送ってコントロール奪取します。

ヴァレルガード・ドラゴン》も同じで、《古神ハストール》を含んでL召喚し、その②の効果で墓地へ送って起動します。
こちらは、モンスターを破壊する必要がある為、《閃刀術式-アフターバーナー》等で破壊しておきます。

融合呪印生物-闇》、《幻想召喚師》⇒《鉄駆竜スプリンド


そのターンに特殊召喚した《古神ハストール》を《融合呪印生物-闇》でリリースして《鉄駆竜スプリンド》を特殊召喚し、その①の効果で装備状態の《古神ハストール》を破壊して起動します。

エンド時の自壊はありますが、《幻想召喚師》でも同じ事が出来ます。
ただ《幻想召喚師》には別の役割がある為、これに使用する事は少ないです。

大型Lモンスター+《閃刀術式-アフターバーナー》、《刺し違GUY

古神ハストール》をリンク4の大型リンクモンスターの素材にしてメインモンスターゾーンを空けた後に《閃刀術式-アフターバーナー》、あるいは《刺し違GUY》で装備状態の《古神ハストール》を破壊します。

《溟界の大蛟》


溟界の大蛟》により、《溟界神-ネフェルアビス》⇒《閃刀姫-カガリ》を特殊召喚して閃刀魔法回収でドローするか、《古神ハストール》を特殊召喚してコンボするかを状況に応じて使い分けます。
閃刀姫-ジー》で《溟界神-ネフェルアビス》を一時的に除外すると、戻ってきた後も墓地から特殊召喚された情報が残り、蘇生効果を使用できる小技もあったりします。
溟界の大蛟》の蘇生対象は闇・風ですが、コストに関しては炎属性モンスターが多く入っており、また《溟界の黄昏-カース》でも良い為、問題ありません。

溟界の黄昏-カース》⇒《溟界の滓-ナイア》をランク4素材として使用する場合、相手に大型モンスターを蘇生されても閃刀魔法で処理し易いのが良いです。

キングレムリン》からサーチした《溟界の滓-ナイア》の墓地落としに対応するのは《溟界の黄昏-カース》1体のみの採用で、素引きしてしまう問題はありますが、何度も回した感じ何とかなりそうだった為、この採用枚数にしました。
(対策は《溟界の漠-フロギ》投入で良いのですが、枠がありませんでした。)

デッキの動き

初動

シンプルな初動ですが、《聖騎士の追想ゾル》の①の効果で《ジャンク・シンクロン》をサーチ、②の効果で閃刀姫を特殊召喚して《閃刀姫-シズク》をL召喚し、《閃刀起動-エンゲージ》をサーチします。
ジャンク・シンクロン》で次ターンに《古神ハストール》をS召喚する為にレベル1を含んだ戦士族2体から動き出します。
つまるところ《BK キング・デンプシー》でその目的は果たせますが、中盤のランク4X召喚に使用できる戦士族にしたく《BK アッパーカッター》、《H・C モーニング・スター》を使用する事にしました。


聖騎士の追想ゾル》のL召喚は、以下の3パターンとなります。

①《BK アッパーカッター》で《BK スパー》をサーチして特殊召喚し《BK キング・デンプシー》をX召喚、効果で《焔聖騎士-リナルド》をサーチして特殊召喚

②《H・C モーニング・スター》⇒《ヒロイック・エンヴォイ》⇒《H・C ナックル・ナイフ》をサーチして特殊召喚し、《H・C ナックル・ナイフ》をレベル4にし《BK キング・デンプシー》をX召喚、効果で《BK スパー》をサーチして特殊召喚

③《キリビ・レディ》、《ヒロイック・コール》《閃刀機-ホーネットビット》、焔聖騎士2種等で戦士2体を揃える

 

初動後の動き

初動の次のターンは《ジャンク・シンクロン》、《閃刀起動-エンゲージ》で動き出します。以下2パターンの動きを状況によって選択します。
尚、前ターンに出した《閃刀姫-シズク》が残ってしまったら《閃刀起動-エンゲージ》が発動できない為、コストにした《剣の煌き》で退かします。

パターン1


閃刀姫+《古神ハストール》で《キングレムリン》をX召喚し、溟界に触れつつ《御影志士》のX召喚まで行います。
閃刀起動-エンゲージ》で《慈愛の賢者-シエラ》をサーチする事で、《閃刀起動-エンゲージ》を回収しつつ展開でき、次ターンに《閃刀姫-ジー》+《古神ハストール》のコンボをする準備ができます。

天獄の王》のトリガーとして、《閃刀起動-エンゲージ》で《閃刀機-ホーネットビット》をサーチしておきますが、展開によっては《閃刀起動-エンゲージ》が発動できない可能性もあります。
罠カードは多めに投入している為、《閃刀起動-エンゲージ》のドロー含め引けたらラッキー程度に考えております。

パターン2


閃刀起動-エンゲージ》⇒《閃刀機-ホーネットビット》⇒《閃刀姫-カガリ》で、2ドローしつつ閃刀姫を用意します。その後、《ジャンク・シンクロン》で《古神ハストール》をS召喚し、《閃刀姫-ジー》に繋げる事でコントロール奪取効果を使います。

ただこの場合は溟界に触れられておらず、次ターン以降に《キングレムリン》をパターン1とは別の方法でX召喚する必要がある為、《H・C モーニング・スター》⇒《ヒロイック・コール》、《焔聖騎士-オジエ》⇒《BK アッパーカッター》を使用します。

この動きを選ぶのは、相手フィールドのモンスターが多かったり、コントロール奪取したいモンスターがいる場合となります。自分の準備よりも相手の盤面処理を優先する形となる為、基本的にはパターン1の動きを取る事を想定しています。

焔聖騎士、BK関連


焔聖騎士-オジエ》で《BK アッパーカッター》を墓地へ送り、初動で使用した《BK スパー》を特殊召喚する事でランク4X召喚をします。
セリオンズ“ブルズ”アイン》に装備して相手のみ破壊、《焔聖騎士-モージ》も装備すると戦闘・効果破壊耐性を持った厄介な除去カードとなります。


サブテラーの継承》が《BK アッパーカッター》の効果発動トリガーとなり、効果で特殊召喚した《BK キング・デンプシー》で《BK チーフセコンド》をサーチして相手の攻撃を凌ぎます。
または、《影依の炎核 ヴォイド》を墓地へ送ってサーチした《VS ラゼン》を《神羊樹バロメット》の効果で特殊召喚し、その破壊効果を使用します。
VS ラゼン》で見せるのはサーチした《VS ヘヴィ・ボーガー》とBK・焔聖騎士で、《VS ヘヴィ・ボーガー》では《溟界の漠-ゾーハ》等を見せてドローします。
VS ヘヴィ・ボーガー》で《VS ラゼン》をバウンスする為、再度《神羊樹バロメット》で使用できるのが良いです。

サブテラーの継承》で、フィニッシャーの《羅生悶》用に《幻想召喚師》もサーチしておき、何回も使用する訳ではない為、不要になったら《ヴァレルガード・ドラゴン》等で退かします。

神羊樹バロメット》の②の効果はX素材を効果で取り除く為、《BK アッパーカッター》の効果発動トリガーになります。また《貪欲な瓶》を戻す事で無限リソースにし、《溟界の大蛟》が除去された時のケアをします。


デッド・ガードナー》に《焔聖騎士-モージ》を装備する事で、攻撃誘導+戦闘破壊耐性による擬似攻撃ロックをします。焔聖騎士2体で戦闘・効果破壊耐性を持たせると処理に苦戦するのではと思います。《デッド・ガードナー》は《キリビ・レディ》等で特殊召喚します。

フィニッシャー:《羅生悶


フィニッシャーについては上述の通り、このデッキを作ったきっかけとなる《羅生悶》です。《羅生悶》は《ADチェンジャー》、《ヴァレルガード・ドラゴン》で《幻想召喚師》をリバースして特殊召喚します。
尚、《閃刀機-ウィドウアンカー》用に盤面調整が必要となります。

幻想召喚師》の自壊デメリット及び《閃刀機-ウィドウアンカー》の効果無効を、一時的に除外する事で無視出来るのが良いです。

コントロール奪取カードは《ダブルマジックアームバインド》も入れており、こちらの場合は自分の盤面調整が不要でコンボに入りやすく、また後述する問題点の対策としての役割もあります。

尚、《閃刀姫-ジー》は先に別のコンボで使用する為、《閃刀機構-ハーキュリーベース》を《閃刀術式-アフターバーナー》で破壊や《貪欲な瓶》であらかじめ回収しておきます。

このコンボにおける問題点として、以下の3点があります。
①相手エンドフェイズに相手モンスターゾーンが埋まっている
②除外された《羅生悶》を《混沌の創世神》等で戻される
③送り付けた《羅生悶》が《ビッグウェルカム・ラビュリンス》等で除去される

①②については、罠カード等での除去により対策しているのですが、③については、現状対策が出来ておりません。
そもそも《ビッグウェルカム・ラビュリンス》を使うデッキには大体《迷宮城の白銀姫》が入っており、その組み合わせには色々なコンボが通用しないと思います。
対策するなら、《剣神官ムドラ》のような相手の墓地に触れるカードですが、家具ラビュリンスで再充填されると想定されます。

明確なフィニッシャーは《羅生悶》ですが、コントロール奪取や除去カードを複数投入しており、コンボを妨害される場合はビートダウンで勝つ事も出来るようになっております。

その他採用カード

H-C ヤールングレイプ


回復効果を使いたくて入れました。
レベル1戦士族は6枚入っており、《聖騎士の追想ゾル》、各種蘇生魔法で素材を揃えます。効果で《BK キング・デンプシー》を特殊召喚すると攻撃力3000になり、自身の耐性や焔聖騎士2種の装備効果により場持ちが良いです。
尚、間違って耐性がある時に《トラップトラック》を使用しない様、注意が必要です。

エキストラケアトップス


H-C ヤールングレイプ》のX素材及び、ドローソースとして採用しました。自分フィールドに特殊召喚して相手に戦闘破壊されなくても《トラップトラック》で破壊してドロー出来るのが便利です。
聖騎士の追想ゾル》で特殊召喚し易く、採用している装備魔法は多くないですが、《剣の煌き》で閃刀魔法用に盤面を空けつつ《聖騎士の追想ゾル》のコストを確保します。

バウンドリンク


リンク4のLモンスターを使い回す事で、閃刀魔法用に盤面整理し易くしたいと思い、採用しました。といってもその役割ならこのデッキで触れやすい《貪欲な瓶》でも良い為、個人的に手札をデッキに戻す効果が好きという事もあっての採用です。

威迫鉱石-サモナイト


天地開闢》で《聖戦士カオス・ソルジャー》と《ネクロ・ガードナー》を落としておき、《聖戦士カオス・ソルジャー》を選ぶ事で、相手に2体蘇生の方を選んで貰えるのではないかと思い採用しました。

あとがき

基本的に自分は同じデッキを調整し続けるよりも、新しいデッキを次々組みたい派なのですが、このデッキは組んだ後も時々調整しており、愛着が湧いてきました。
閃刀カードを入れている為、ある程度の対応力があり、決まったサイクルで動かすデッキでもない為、デッキを改築しやすいのもあると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

【デッキ紹介】青三才


初めましての方は初めまして、カイムと申します。


ブログは初めてなのですが、Twitterで流れてくるブログのデッキ紹介記事に触発されて、自分も記事を書いてみました。
文章を書くのは得意ではない為、読み難いかもしれませんが、ご容赦下さい。



早速ですが、今回紹介するデッキのきっかけとなったのは、このカードです。

汎用ランク8で、攻撃力も申し分なく、種族属性も優秀、破壊耐性持ち、サーチ・特殊召喚効果と、取り敢えず入れておくだけでも仕事しそうなモンスターです。

セレマテック・クラティス》を使ったデッキを組もうと思った理由ですが、魔力カウンターを乗せるカードのリストを見ていたら《熟練の青魔道士》が目に入り、下記コンボをふと思い付いたからです。
  

フォトン・ベール》で《熟練の青魔道士》を3体サーチしてP召喚
⇒魔法3回発動
⇒《熟練の青魔道士》の効果で《暗黒騎士ガイアソルジャー》を特殊召喚し、
     レベル8×2体を揃える

⇒《セレマテック・クラティス》をX召喚
⇒《熟練の青魔道士》の墓地効果で魔力カウンターを3個乗せて、
   《セレマテック・クラティス》のサーチ効果発動


セレマテック・クラティス》を使いたいというより、上記コンボをデッキにしようというところから構築を始めました。

転晶のコーディネラル》で送り付けた後、効果を発動して魔力カウンターを貯めさせて、《エクシーズ・リバーサル》で奪い返すコンボも考えましたが、このデッキには入りませんでした。

 



デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2023.04 リミットレギュレーション

 

デッキ概要

セレマテック・クラティス》のコンボについて


初めに、このデッキを組むきっかけとなった、《セレマテック・クラティス》のサーチ効果発動までのコンボについて書きます。
本コンボをするにあたり、下記3つの準備が必要となります。


A.Pスケール確保

B.《熟練の青魔道士》に魔力カウンターを乗せる為の魔法カード3枚

C.《フォトン・ベール》及び、光属性モンスター3体

一気に揃えるとなると重めですが、それぞれサーチが容易なカードである故、1ターンでパーツを集めてコンボまでする事を狙わなければ難しくありません。
1ターン目に準備して次ターンにコンボを前提としてルートを考えました。


まずAについてですが、Bにも利用できるスピリットPが真っ先に浮かびました。 


戦士族という事で、《聖騎士の追想ゾル》でサーチする事にしました。
L召喚時効果で《キュウドウ魂 HAN-SHI》をサーチして、次ターンに《キュウドウ魂 HAN-SHI》の召喚時効果で《スモウ魂 YOKO-ZUNA》をサーチします。


聖騎士の追想ゾル》を使用する事により、自然とBにも繋がり、特殊召喚効果で墓地へ落とした《スピリット・バーナー》を使う事で魔法を確保します。
新規で来た《フェニックス・ギア・ブレード》の方が強いですが、別の用途もある為、それは後述します。

聖騎士の追想ゾル》だけで、手軽に上記A、Bの確保が出来ます。
(なにげに全部スピリット関連)


Cの光属性調達については、《星騎士 セイクリッド・カドケウス》を使用する事にしました。


星騎士 セイクリッド・カドケウス》の①の効果で墓地から2枚、②の効果で《セイクリッド・シェラタン》を除外して1枚サーチ、計3枚の光属性を揃えます。

ここで、①で回収する用のモンスター2枚を墓地へ送っておく必要がありますが、自分はセイクリッドに関してはかなり疎かった為、カードリストを見て試行錯誤していたら、《星騎士 セイクリッド・カドケウス》1枚で、デッキのセイクリッド(テラナイト)に触れつつ、《聖騎士の追想ゾル》をL召喚できる事が分かりました。

おおよそ繋がってきた為、あとは《フォトン・ベール》自体のサーチと、次ターンに《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をX召喚するルートを作ってデッキにしました。

デッキのコンセプトについて

まずは、コンボまでのルートを作りましたが、コンセプト等は何も考えていなかった為、コンボ及び、そこまでに使用するカードから、デッキをどうするか考えました。

デッキコンセプトについては、《セレマテック・クラティス》でサーチできる《星邪の神喰》を採用し、《熟練の青魔道士》を使い回して《セレマテック・クラティス》と《星邪の神喰》を使い倒す事にしました。

また、コンボルート上で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》を2枚使用する為、それを使い回して毎ターン《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をX召喚してデッキを動そうと思い、セイクリッドをメインに据える事にしました。


星邪の神喰》については、《セレマテック・クラティス》でサーチするカードを決める為に魔法カードのリストを見ていたら、ふと目に入りました。
昔は好きなカードでしたが長い間使用しておらず、久しぶりに使おうかなと思ったところ、《熟練の青魔道士》の墓地効果がトリガーに出来る事から相性が良い為、使用する事にしました。

また、《星騎士 セイクリッド・カドケウス》については、別のデッキを組んでいる時にランク4リストを見て目に入り、使ってみたいと漠然と思っていたのをふと思い出し、改めて効果を見たら、このカードでモンスター3体を手札に加えられると分かった事から《フォトン・ベール》に使用する事にしました。
そして、テーマ内でランク4をX召喚し易い事から、セイクリッドをメインにデッキを組む事にしました。

デッキの動き(序盤)

初動(1ターン目)の展開


星騎士 セイクリッド・カドケウス》から展開します。X召喚のパターンは、展開ルート毎に以下4つに分かれます。

A.戦士族含むレベル4セイクリッド2体

B.《セイクリッド・カドケウス》2体

C.《セイクリッド・シェラタン》1体

D.《幸魂》+レベル4モンスター

上図はAの展開となります。EX6枚使用しますが、中盤以降に使い回す為、気になりません。B~Dのルートについては、《星輝士 デルタテロス》の効果で《星因士 アルタイル》を特殊召喚したり、細かいところがそれぞれ少し変わります。


上図の展開から、結果として以下の準備ができます。

セレマテック・クラティス》のコンボ(2ターン目)の展開



初動で準備した後、次のターンに《銀河零式》+《焔聖騎士-テュルパン》で動き出し、上述の《セレマテック・クラティス》のコンボを行います。

手札に戻ったスピリットP2枚と《スピリット・バーナー》を発動する事で、《熟練の青魔道士》3体に魔力カウンターを3個乗せます。
暗黒騎士ガイアソルジャー》の効果で《ライトレイ ギア・フリード》をサーチしてそのまま特殊召喚し、別の《熟練の青魔道士》の効果で《暗黒騎士ガイアソルジャー》を特殊召喚する事でレベル8モンスターを2体並べ、《セレマテック・クラティス》をX召喚します。
その後、《焔聖騎士-テュルパン》の墓地効果を使用し《竜星因士-セフィラツバーン》と《熟練の青魔道士》でS召喚し、墓地に《熟練の青魔道士》を3体送ります。

熟練の青魔道士》の墓地効果で《セレマテック・クラティス》に魔力カウンターを3つ乗せる事で《星邪の神喰》をサーチし、《ティンクル・セイクリッド》の墓地効果をトリガーに《剣神官ムドラ》を落とします。
その次の相手ターンに《剣神官ムドラ》で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》2体と《セイクリッド・トレミスM7》を戻し、それをトリガーに《星邪の神喰》で《結晶の大賢者サンドリヨン》を落とし、中盤の動きに繋げます。


デッキの動き(中盤)

セレマテック・クラティス》使い回しのギミック

 


中盤は、《魔導獣 メデューサ》で特殊召喚した《セレマテック・クラティス》に《熟練の青魔道士》で魔力カウンターを乗せ、《魔導研究所》で《神聖魔皇后セレーネ》の魔力カウンターを使い、《魔導獣 メデューサ》を回収します。

魔導獣 メデューサ》で特殊召喚しつつ魔力カウンター1個、あと2個分は《熟練の青魔道士》を《結晶の大賢者サンドリヨン》・《PSYフレームロード・Ω》等で墓地へ戻して使用します。

PSYフレームロード・Ω》はセイクリッド+《焔聖騎士-テュルパン》でS召喚し易く、《結晶の大賢者サンドリヨン》は《神聖魔皇后セレーネ》で複数回特殊召喚できる為、毎ターン魔力カウンターを3個確定で乗せるようなギミックではありませんが、複数回《セレマテック・クラティス》の効果を使用できると思います。

自分ターンは《熟練の青魔道士》、相手ターンは《剣神官ムドラ》で《星邪の神喰》の効果を使用する事でサイクルしつつデッキを回していきます。

尚、このギミックで動く為に必要な《魔導獣 メデューサ》は、初動で出した《照耀の光霊使いライナ》でサーチします。自爆特攻がメインだと思いますが、破壊してくれたら御の字です。

セイクリッド


P召喚したモンスター等で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をX召喚し、セイクリッドを手札に加え、そのセイクリッドでは、《焔聖騎士-テュルパン》を装備して《PSYフレームロード・Ω》をS召喚し直したり、《ガガガガマジシャン》をX召喚して効果で《星輝士 デルタテロス》を特殊召喚後、L召喚に使用して更なる展開をします。


星騎士 セイクリッド・カドケウス》で墓地の同名を戻してサイクルも出来ますが、最大3枚の手札補充をしたい為、《PSYフレームロード・Ω》・《剣神官ムドラ》で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をEXデッキに戻すのが理想です。

セレマテック・クラティス》が闇属性Xモンスターの為、《星騎士 アルテア》の破壊効果の対象を増やせたり、相手ターンに《神聖魔皇后セレーネ》で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》を特殊召喚して墓地の《星騎士 アルテア》を誘発させる事で妨害に使います。
セイクリッドの星痕》がX召喚以外の特殊召喚にも対応している為、ドロー出来るのも強いです。また、《セイクリッドの星痕》は、《スピリット・バーナー》のドロースキップのカバーになります。

セイクリッドの採用枚数ですが、メインという割に少ないと思われるかもしれませんが、初手で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をX召喚できれば良く、中盤以降も《星騎士 セイクリッド・カドケウス》によりデッキから触れる事ができる為、調整を重ねてこの枚数になりました。

その他

神聖魔皇后セレーネ》の特殊召喚候補である《結晶の大賢者サンドリヨン》は、《熟練の青魔道士》の墓地戻しの他に、《聖なる法典》をサーチして《ガーディアン・キマイラ》の融合召喚にも使用します。
永続魔法を発動しすぎて使えなくなった手札のスピリットPを融合素材に充てます。


降雷皇ハモン》を《スピリット・バーナー》で守備表示にして攻撃制限し、《失楽園》で強固な守りにします。
神聖魔皇后セレーネ》の維持、《星守の騎士団》を墓地へ送った後《星騎士 セイクリッド・カドケウス》で回収、必要に応じ発動しすぎた永続魔法を退かして再度Pカードを発動できるようにしたりします。
直接のサーチ手段は入れていませんが、《星邪の神喰》で落として《セイクリッド・トレミスM7》で回収します。

(《スピリット・バーナー》で相手の《セレマテック・クラティス》を守備表示にできる為、ミラーに強いです。)


勝ち筋

無限ループコンボ


勝ち筋としては、《新世壊=アムリターラ》を使用した無限ループです。

決めるのが難しかったら、ビートダウンになります。

無限ループの手順は以下となります。

①《ブラッド・マジシャン-煉獄の魔術師-》で《グリーン・ダストン》を破壊
②《グリーン・ダストン》の効果にチェーンして《新世壊=アムリターラ》で
    《グリーン・ダストン》を特殊召喚後、《新世壊=アムリターラ》をバウンス
③《新世壊=アムリターラ》を再発動し、《魔法吸収》で回復しつつ、
    《ブラッド・マジシャン-煉獄の魔術師-》に魔力カウンターを乗せる

④ ①に戻る


上記で《新世壊=アムリターラ》を発動し続ける事ができ、《魔法吸収》で無限回復となります。無限ループコンボに必要な4枚のカードは、このデッキのメインギミックで使用するカードでほぼ触れる事ができ、その手段は以下となります。

◆《ヴィサス=アムリターラ
戦士族含むレベル4モンスター2体+《焔聖騎士-テュルパン》装備でS召喚します。
このデッキの軸であるセイクリッドがS召喚に使用し易いのが良いです。


◆《ブラッド・マジシャン-煉獄の魔術師-
このデッキのメインである《セレマテック・クラティス》及び、その特殊召喚に使用する《魔導獣 メデューサ》は、無限ループの準備にも使用します。
セレマテック・クラティス》でデッキから特殊召喚か、《星邪の神喰》で墓地へ送って《神聖魔皇后セレーネ》・《魔導獣 メデューサ》で特殊召喚、その他に《魔導研究所》でサーチ出来たりします。

◆《グリーン・ダストン
あらかじめ《星邪の神喰》で墓地へ落としておき、《魔界特派員デスキャスター》等で特殊召喚します。《リビング・フォッシル》で除外されても、《新世壊=アムリターラ》は除外にも対応している為、問題ありません。

◆《魔法吸収
言わずもがなですが、《セレマテック・クラティス》でサーチします。
中盤に使用した場合、スピリットPにより毎ターン1000以上回復できるのが良いです。個人的に、回復手段は大体のデッキに入れたいと思っています。


上記の無限ループコンボで得た無限ライフは、《三相魔神コーディウス》の一番下の効果を使用する事で無限攻撃力を叩き出します。

融合手段は《聖なる法典》のみで《ガーディアン・キマイラ》にも使用していますが、《剣神官ムドラ》でデッキに戻して《結晶の大賢者サンドリヨン》で再サーチします。
融合素材は、無限ループの準備として使用した《ヴィサス=アムリターラ》・《セレマテック・クラティス》・《魔界特派員デスキャスター》です。

魔界特派員デスキャスター》の悪魔族縛りに引っ掛からずにライフを利用でき、コンボ準備で融合素材が自然とフィールドに並ぶ事から相性が良いです。

その他

特筆する程の事でもないですが、《星騎士 アルテア》・《ガーディアン・キマイラ》等で相手モンスターを除去して殴り勝つ事もできます。


その他採用カード

セリオンズ“ブルズ”アイン


焔聖騎士-ローラン》及び、《暗黒騎士ガイアソルジャー》のサーチ先に対応しています。《焔聖騎士-テュルパン》の特殊召喚条件を満たしつつ、《星輝士 デルタテロス》を装備してその特殊召喚効果を使用できるのが便利です。


幸魂


初動のランク4用に使い易く、初動で使用しない場合は《フォトン・ベール》の弾にできる光属性レベル4モンスターとして採用しています。
同じ用途としては、《銀河光子竜》でサーチできる《フォトン・スラッシャー》も検討しましたが、特殊召喚条件の都合、初動以外で使い難い為、こちらにしました。


異次元からの埋葬



熟練の青魔道士》を墓地に戻せていない場合の保険及び、《剣神官ムドラ》の使い回し、《セレマテック・クラティス》の除外ケアとなります。


リビング・フォッシル



焔聖騎士-ローラン》のサーチ先で、《焔聖騎士-テュルパン》の特殊召喚効果で展開したり、上述コンボの準備にも使用するカードです。


デッキ名について

熟練の青魔道士》を3体使用している事から「青」と「三」、青+数字を含む言葉である「青二才」を引用し、『青三才』と名付けました。
尚、「三才」とは天・地・人を表すそうで(機皇帝のモチーフとのこと)、以下の通り当てはめました。
セレマテック・クラティス》のイラストが青系統なのも良い。


青三⇒《熟練の青魔道士》3体

三才(天・地・人)⇒
天:セイクリッド(星)
地:《星邪の神喰》(墓地落とし)
人:《セレマテック・クラティス

あとがき

セレマテック・クラティス》のデッキ作成にあたって、《魔法都市エンディミオン》を使用しないようにしました。魔力カウンターサポートとして優秀ですが、単純に王道は避けたいから、というオタク故のくだらない理由です。
(クラティスのどんなギミックも、エンディミオンを使用するのがベストだと思いますが。)

デッキ紹介してきましたが、自分は深く考えてカードを採用するというより、感覚でカードを採用する事が多いです。
Don’t think. FEEL!

別にデッキ名の青三⇒ブルースリーから連想して書いた訳ではありません。

そんな理由から、感覚では分かっていても、デッキを言語化するのに苦労しましたし、何回も一人回ししてやっと納得できる形になりましたが、考えてデッキを組める方ならこんなに苦労しないのかな、と羨ましく思ったりします。
ただ、そういった採用手段の中で、後から思いがけないシナジーが見つかって、それが面白かったりします。
記事を書いている中でもいくつもの発見がありました。

現代遊戯のカードって、1つの中にジョイントが複数あるパーツのようなもので、適当に入れても何かしら他のカードとシナジーするような(誇張表現)便利さがある為、深く考えなくても様になるのかな、と思ったりもします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。