【デッキ紹介】迷宮で散る泡沫


こんにちは、カイムです。
前回の投稿から2か月程度経ったところで3つ目の記事投稿ですが、個人的には良いペースかなと思っています。

前回の記事はこちら。

caim.hatenablog.com

 

早速ですが、今回紹介するデッキのきっかけとなったカードを紹介します。


お互いの手札・フィールドのカードを5枚にしてリソース勝負に持ち込めます。
墓地起動をメインにしているデッキにはリソース回復されそうですが、永続系をメインにしているデッキにはかなり刺さります。
ただこのカードは自身を墓地へ送れない為、自分の残せるカードが実質4枚となってしまう欠点を持っています。
であれば別のカードにより退かす事でケアしようと考えました。


《バブル・クラッシュ》にチェーンして《永の王 オルムガンド》を発動し、《バブル・クラッシュ》を素材化する事で自分が残せるカードをちゃんと5枚に出来ます。
また、効果で相手にドローさせても、結局《バブル・クラッシュ》で減らせる為、あまり気になりません。

《バブル・クラッシュ》が目的ではなく、それをきっかけにコントロールする事をコンセプトにしたデッキに仕上げました。


デッキレシピ

現在のデッキレシピは以下となります。※2023.10 リミットレギュレーション

 

コンセプト

《バブル・クラッシュ》でカードを減らした後、リカバリーしつつ追い討ちをかけてコントロールします。
リカバリー要素のメインとなるのはラビュリンス、相手にはドロー操作、ハンデス、墓地メタでアプローチします。
各要素の詳細は後述。

デッキの動き

初動


要約すると、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》から《白銀の城の竜飾灯》、《幻爪の王ガゼル》に触れる初動です。
《No-P.U.N.K.セアミン》から《彼岸の黒天使 ケルビーニ》、《ギガンティック・スプライト》まで行く事で《メルフィー・キャシィ》特殊召喚、《白銀の城の竜飾灯》で《ビッグウェルカム・ラビュリンス》をセットします。

2ターン目

《幻爪の王ガゼル》で《合成獣融合》をサーチして《幻獣魔王バフォメット》経由の《ガーディアン・キマイラ》を融合召喚します。《白銀の城の竜飾灯》で《ビッグウェルカム・ラビュリンス》を前の相手ターン含め2枚持って来れる為、《ラビュリンス・セッティング》の弾は準備できています。

3ターン目

《ラビュリンス・セッティング》と《ビッグウェルカム・ラビュリンス》で《永の王 オルムガンド》と《バブル・クラッシュ》を揃え、冒頭に書いた動きをします。《ラビュリンス・セッティング》の発動と《ビッグウェルカム・ラビュリンス》のセットは前の相手ターン中に行っておきます。
《白銀の迷宮城》で《魔轟神アンドレイス》を蘇生しアド差をつけます。
《バブル・クラッシュ》を早めに発動しても大して効かない可能性がある為、自分のターンで数えて3ターン目位が丁度良いと考えています。

リカバリー要素

墓地で発動する効果や永続系の効果により、《バブル・クラッシュ》で減ったカードを増やしていきます。

墓地起動系

《白銀の城の竜飾灯》

 

《白銀の城の竜飾灯》を起点としたラビュリンスで《バブル・クラッシュ》に触れつつリソース回復の体制を作ります。
《バブル・クラッシュ》後は《ビッグウェルカム・ラビュリンス》からの《白銀の城の召使い アリアーヌ》でアドを稼いだり、打点要員の《白銀の城の魔神像》を出します。
墓地からセットした《ウェルカム・ラビュリンス》は《永の王 オルムガンド》の素材にも。

尚、《バブル・クラッシュ》の墓地送りは効果扱いではない為、単体ではラビュリンスは誘発しません。このデッキには入っていませんが《トラップトラック》を挟めば問題ないですね。

《ゼラの天使》+《執愛のウヴァループ》


《白銀の城の召使い アリアーヌ》で《執愛のウヴァループ》をリクルートし、《ゼラの天使》をS召喚しておきます。

合成獣融合》


毎ターン回収できる魔法で、《白銀の城の竜飾灯》《魔轟神アンドレイス》《オールド・マインド》で捨てる用です。

盤面起動系

《白銀の迷宮城》


《バブル・クラッシュ》発動時、《白銀の迷宮城》があれば悪魔族を蘇生してカード枚数が1枚増えます。
蘇生候補は、レベル8以上悪魔族である《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》、《カードスキャナー》と相性の良い《悪魔嬢ロリス》、後述のハンデス要素である《魔轟神アンドレイス》です。

《カードスキャナー》


《悪魔嬢ロリス》、《聖邪のステンドグラス》で自分のデッキボトムを確定しておき発動します。
1枚採用でサーチ手段もありませんが、このデッキは動かすとデッキ枚数が1桁になりやすい為、各種ドローソースで引き込みます。

相手へのアプローチ

バブルクラッシュで相手のカードを減らした後は以下でコントロールします。

ドロー操作

《エレキック・ファイター》+《カードスキャナー》


《カードスキャナー》はそのまま使うと相手に手札補充をさせてしまう可能性がありますが、デッキボトム操作と合わせて使用する事で相手のドロー操作になります。
《エレキック・ファイター》で相手の墓地の要らなそうなカードをデッキボトムに戻し、それとは別の種類を《カードスキャナー》で宣言する事でデッキトップに置きます。

《森羅の守神 アルセイ》


《エッジインプ・シザー》でデッキトップに置いたカードを①の効果で墓地へ送り②の効果を発動します。
デッキボトムに置いた後《カードスキャナー》でデッキトップに置くか、強いカードだったらデッキボトムのままにします。
《森羅の守神 アルセイ》はP.U.N.Kで以下のようにX召喚し、ついでに《エレキック・ファイター》をサーチできます。

ハンデス

《魔轟神アンドレイス》


《白銀の迷宮城》で使い回し、減った手札を更に減らすか、こちらに手札補充させるかを迫ります。

《BK チート・コミッショナー》、《オールド・マインド》


減った手札にハンデスで追い打ちを掛けます。
《オールド・マインド》は同じ種類のカードを手札に持っている必要がありますが、《執愛のウヴァループ》《合成獣融合》の回収効果と採用枚数の多い罠で問題ありません。モンスターを抜けたら《魔轟神アンドレイス》で蘇生します。

《BK チート・コミッショナー》は《オールド・マインド》を渡しておく事で相手が魔法を持っていなかった場合の保険を掛けておきます。
強い永続魔法があったら《ビッグウェルカム・ラビュリンス》等でバウンス後に奪う事も出来ます。
初動で使用するレベル3モンスターと蘇生カードを駆使して2体X召喚し、効果により《BK チート・コミッショナー》は攻撃されなくなります。
攻撃力0ですが、効果発動後に除去罠で戦闘巻き戻しする事でケアします。

《聖邪のステンドグラス》


手札補充と自分のデッキボトム固定、ハンデスでアド差を広げます。発動条件は《ゼラの天使》とラビュリンス等で満たします。

墓地メタ

《エレキック・ファイター》

《カードスキャナー》との組み合わせについては前述の通りですが、単体で墓地メタなのは言わずもがな。

《熾天の騎士ガイアプロミネンス》


《バブル・クラッシュ》でカードを減らしても墓地アドで動かれる為、①の効果で妨害します。②の効果は《幻日灯火》を蘇生し、ドロー効果で除外した悪魔族は《幻獣魔王バフォメット》で特殊召喚。または《スプライト・スプリンド》を蘇生し、蘇生罠でバウンス効果を誘発します。

 

その他

《白銀の城の魔神像》+《敵襲警報-イエローアラート-》


《敵襲警報-イエローアラート-》で悪魔族を特殊召喚し、《白銀の迷宮城》または《白銀の城の魔神像》自身の効果で特殊召喚する事で攻撃ロックします。
または《BK チート・コミッショナー》がいる時に《敵襲警報-イエローアラート-》で《白銀の城の魔神像》を特殊召喚する事で、高打点に強制攻撃させます。

《聖なるバリア -ミラーフォース-》


《白銀の城の魔神像》等で見せておき、《BK チート・コミッショナー》の攻撃強制含め展開を躊躇わせます。


《デモンズ・ゴーレム》


ラビュリンスのトリガー、《バブル・クラッシュ》発動時に一時除外で損失ケア。
《BK チート・コミッショナー》で奪った《クリムゾン・ヘルガイア》で使い回します(たられば)。

《デストラクト・ポーション


ラビュリンスのトリガー、P.U.N.Kのライフコストケア。《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》自身の効果で高打点にして大量回復。

あとがき

デッキ紹介記事をほぼ書き終わったところで、ゴブリンライダーの情報が公開されたのですが、ランク6Xモンスターの《百鬼羅刹の大饕獣》が《永の王 オルムガンド》と同じ運用ができ、元々ランク9よりランク6が良かった為、構築が少し変わる可能性があります。
《おねだりゴブリン》はコンセプトを利用できる悪魔族、《ゴブリンのやりくり上手》は《バブル・クラッシュ》とコンボでき《カードスキャナー》と相性が良かったり。

自分はサイクルギミックが好きでコントロール系のデッキは組まないのですが、別のデッキを組む時に調べて見つかった《バブル・クラッシュ》を見て、使いたいと思い考えてみました。
コントロール系のデッキは上手いプレイングあってこそだと思っているので、プレイングがド下手な自分には合っていないと思っていたり。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。